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2008年12月13日

クリムゾン・ルーム インプレッション

 サクセスの体験会に参加したスタッフのインプレッションがあがってきましたのでこちらにて紹介。

 「クリムゾン・ルーム」というflashゲームを知っている人はPC利用歴が結構長い人に限られるかもしれない。このflashゲームは発表以来驚異的なアクセス数を記録し、現在でも全世界でプレイされている。後にこのゲームの続編も作られ、元祖である「クリムゾン・ルーム」もニンテンドーDS用ソフトとして発売された。そして集大成として今度PSPに「クリムゾン・ルーム リバース」が発売される。 このソフトには今まで発表された「クリムゾン・ルーム」「ビリジアン・ルーム」「ブルー・チェインバー」「ホワイト・チェインバー」の4種と製作者とゲームスタッフによって再構成されたリバースステージがそれぞれの計8ステージが収録されている。

 普通のステージとリバースステージでは脱出までの経路が全く違っている。部屋の構造やいくつかの重要な部分はそのままだがアイテムの配置が変わっていたり数が増えてたりする。なのでflashゲームで既にクリアした経験がある人もしくはこのソフトで普通のステージをクリアしてその勢いでと思っている人ほど痛い目をみるかもしれない。

 さて実際にプレイしてみた感想だが、まずflashゲームのときと比べると画質がただ改善されただけでなくPSP用向けにフルチューンしてあるため格段に良くなっていて動きもなめらかになっている。また操作も例えば□ボタンを押しながらだとカーソルが早くなったりとPSP向けの仕様になっている。さらに詰まってどうにもならない時のためのヒントも用意されているが、これが使えるのは1日1回までと限定されている。あとはそれほど目立つ変更点もなく素材の良さを生かしつつPSP用にカスタムしたといった具合だ。

 プレイしててどうしても気になった点がある。仕掛けの当たり判定のシビアさだ。PC版やニンテンドーDS版ではマウスやタッチペンにより直感的にプレイできたから良かったかもしれないが、PSP版では操作法の都合上どうしてもそううまくはいかない。なので探索しててカーソルを激しく動かす時や「クリムゾン・ルーム」終盤の方の仕掛けを解く時などにストレスを感じた。

 リバースステージがある事からかつてネットで「クリムゾン・ルーム」をやった人向けの印象もあるが、このゲームは是非それを知らない、やったことがない人に是非時間をかけてじっくりとプレイして欲しい。この魅力は10分や15分の短時間で実感するのは難しい。

2008年12月12日

ナナオ:FORIS.HDセミナー

PC用モニターで有名な株式会社ナナオさんのFORIS.HDセミナーが先月28日に開催されました。

まず始めにFORIS.HDとは、テレビだけでなくPC用モニタとしても使える洗練されたデザインの液晶TVです。今回はそんなFORIS.HDについて、開発マネージャーの新田氏、販売企画を担当されている北係長が語ってくれました。

FORISは、使う人の視点でのTVを世に出したいと考え、2003年にTVプロジェクトチームを発足。我々消費者が求めているものを、開発者が消費者の視点に立ってを胸に作られました。そして、出来たのが、初代FORIS.TV。

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このTVのコンセプトは映像:音=1:1。
「画質」、「音質」、「機能」、「デザイン」すべてにおいて妥協のないモノ創りを目標に設計されました。

そしてそれを実現するために、国内に、石川県にナナオの全てが集まっています。これにより、我々消費者の不満批評を時間のラグなく吸収、小回り利かせて物創りに生かすことが出来、また品質の向上を即座に図れるそうです。そう、まさに純日本産ですね。

さて、そんなナナオの創るFORISは、「.TV」から「.HD」へとこの度進化したわけです。
もちろん、この進化は単純にPC用モニターとテレビをプラスした製品ではなく、そこにプラスアルファすることによって、1+1=3を実現しています。

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ちなみにそのプラスアルファのひとつが、リモコン。当然全ての機器に対応しているわけではありませんが、他の機器を操作する機能を兼ね備えています。また、この製品はPCモニタの機能を兼ね備えた液晶TVなのです。ということでゲーマー的必須のHDMIも完備。どんな、インテリアとも協調が取れるようなカラーバリエーションとデザイン設計がなされています。

なんとなく、これだけ聞くとデザイン重視なTVのようにも聞こえますが、コンセプトの通り中身も、もちろん妥協はありません。

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セミナーでは実機を分解しての開発者のこだわりも紹介されました。
その一つが(ぼやけてしまっていますが)この角。

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デザイナー的にはこの角、本当は付けたくなかったんだそうです。しかし、この出っ張りをなくすと画面位置が上がってしまい結果としてユーザーが見上げる形となり疲れてしまう。ゆえになくなく付けたと語っていらっしゃいました。
もちろんデザイナーさんのこだわりは分かります。私もサイトのデザインをするときは(大したものは作れませんが)1pxにこだわりますから……。が、デザインよりも勝手重視の私としては、やっぱり使い勝手を重視したつくりのほうが嬉しいですねー。かなり悩ましい問題ですが……。

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他にもスタンドにアルミダイキャストと呼ばれる高い素材を用いていることも明らかに。このFORIS.HDは円形のスタンドだけでささえているのですが、例えば安い素材を用いたとすると、ちょっとした振動だけでグラグラしてしまうのだとか。なので、高くともこれで強度を保っているそうです。他にも通気孔も、外からなるべく見えないようにL字にしてあったり、残念ながら見えてしまうところは黒く塗り目立たないようにといった工夫もなされています。

また、HDMIが完備されていると説明しましたが、そのHDMIの接続のハーネスが高いそう。これはHDMIの特殊な線なんだそうですが、安いものに変えると映らなくなってしまうのだとか。

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そして、音へのこだわりも。スピーカーは鳴ればいい、というだけで付いているわけではありません。ただのプラスチックではなく、材質にこだわって取り付けられています。(ディフューザーも!)

と、とにかく鳴れば良い、見れれば良いのテレビではなく、本当に細かい、聞かなければ絶対に気付くことのないところまで、使う人の視点に立ってこだわって作られていることが分かるセミナーとなりました。

私自身、今後物作りの道へ進む可能性も……?あるかもしれないので、そういった開発者の細かなこだわり、気配りの重要性が聞けたというのは大変貴重な機会になったと言えます。

2008年12月08日

サクセス新作体験会に参加してきました!

 PS3 FANでも参加者を募集していた、サクセス新作PSPタイトル体験会が12月6日土曜日に開催され、もちろん私も参加してきましたのでそのレポートをばご紹介。

 今回の体験会は12月18日に発売が予定されているPSPタイトル「CRIMSON ROOM Reverse」と「最強将棋BONANZA」の2タイトルの先行体験会で、サクセス本社にて開催されました。

 ただ私自身は将棋についてはかろうじて駒の動き方が分かる程度であること、また祖父の影響により昔、囲碁教室に通っていたという……完全なる囲碁派なため今回は「CRIMSON ROOM Reverse」のみの感想となります。

 ということで「CRIMSON ROOM Reverse」。

 クリムゾンルームは、脱出ゲームというジャンルを世に知らしめた作品で、開発者は高木敏光氏。記事後半で書きますが実はこの日、その高木敏光氏がこのイベントにいらっしゃったのです!

 まぁ、それはまた後でということで、ゲームの話に戻ります。クリムゾンルームと言えば、私も昔、FLASH最盛期?の頃にかなりハマった記憶があります。

ただ、最初この話をいただいたとき、正直なところ名前を聞いただけじゃ思い出せなかったのです。でもスクリーンショットを見れば一発ですね、「これは!!!!」と。
そんなわけで、数年ぶりのプレイになったわけですが、ここに○○があったよなー……と、かすかに思い出すのですが、さすが私の記憶力!赤い部屋からの脱出も一苦労でした。

 と、書いて分かるとおり、実は「CRIMSON ROOM Reverse」、表はFLASHと同じ部屋なのです。もちろん、リバースという名が付いているとおり、アイテムが違うという部屋が登場するのですが。ちなみに今回の体験会ではリバースもプレイしましたが、表と同じようには行かないものですね。簡単に騙されてしまいました。

 ゲームは凄いシンプルなのに頭は異様に使います。本当1時間半というプレイはあっという間でした。ただ、ゲームについていくつか問題点を指摘するとすれば、ひとつはカーソルの動かしづらさでしょうか?□ボタンを押しながら動かせば、スピードアップするのですが、細かいポイントを指しづらい。しかし、何も押さずノーマルの状態だと遅すぎる。オプションでそのあたり設定が出来ればよかったかもしれません。

 
 ところで、前述の通り、作者の高木敏光氏がいらっしゃったのですが、その中でPSP版についていくつか面白いことを語っていらっしゃったのでそのメモを。

 それによると、PSP版にはあるとき、ある条件の元プレイすると何かが起こるらしいです。もちろん、それが何かは教えてもらえませんでしたが、バグではないので安心してくださいとのことでした。

 また、今回、実はサイン入りの小説も頂いちゃったのですが、これ、PSP版とリンクした部分があるそうです。なので、もし気になる方は是非小説版も購入しましょう!

 早解きする人にも楽しんでもらえるように制作したという「CRIMSON ROOM Reverse」。過去プレイ経験のある人も存分に楽しめますので是非購入を検討してみてはいかがでしょうか?ちなみに、管理人はどうしてもリバースをクリアしたくなったので買うつもりですw

サクセス

2008年12月04日

『SONY:VAIO type Tセミナー』に参加して〜

 11月22日にソニーマーケティング株式会社本社にて開催された、みんぽすモノフェローズ向けのセミナー『SONY:VAIO type Tセミナー』へと参加してきました。

 今回のセミナーはtype Tを開発された鈴木雅彦氏直々に、製品についてを熱く語っていただけるという内容。参加前には、いかに凄い方であるかを熱弁されていたため、当然、楽しみに参加してきたわけです。もちろん、その期待に違わぬ(個人的な話も出来ましたし)大変有意義な時間を過ごさせてもらったわけです。そして、鈴木さんは初代バイオノート505を生み出したチームメンバーでもあるということで、やはり製品に対する愛が違いますね。

 と、それはさておき。

 ■『Blu-ray Walkman』
 キーワードはBlu-ray Walkmanだという今回のtype T。当然そのキーワードとなっているBlu-rayを搭載するわけですから1.数キロ台という軽量ノートPCでありながら、高画質、高音質、長時間駆動を実現しています。ただ、それらをノートPCで実現する際に壁となるのは電池の問題。以下に節電するかがキーポイントとなるわけです。ちなみにtype Tでは照度センサーを搭載したり、あとはWalkmanの売りである急速充電に対応することによってBlu-ray Walkmanたるtype Tの電池の問題に対応しています。

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 こんなこと言っていいのか分かりませんが、率直なことを言ってしまうと、ノートPCでBlu-rayを見る気はさらさらない(ぁ
 のです。が、大学へノートPCを持って行くのにしばしば充電を忘れたり、輝度最高にして操作していたりと省電力とは無縁な使い方をしている身としては、そういった省電力化への配慮と急速充電が可能というのは魅力的です。

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 さて、そんなtype Tですが、デザインから分かるとおり、狙っている層は女性で、使用する女性のイメージは女優の篠原涼子さん。うん、確かに持ってたらカッコイイかもしれない。可愛いというよりカッコイイですよね。そのスタイリッシュなtype Tを作るのに、(世の中知らないことばかりだなーと感じつつ)コンセプトアートを作って……デザインスケッチをし、モックを作り……といったプロセスを通して製品化していくのだとか。(残念ながら公開できませんが)最初から製品のデザインを作るわけではなく、まず製品ユーザーをイメージしたコンセプトアートを作るものなのですね。

 へぇー……こういう風に製品って作られていくのか。とどこの小学生ですか?と言わざるを得ないような感想しかいえませんが、やっぱりスゲー……というか面白いです。

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 ほかにも、アンテナのロッドに勝手に色が塗られるなど、設計メンバーに勝手に仕込まれていたお話や、前モデルでは、くるくる回ってしまったアンテナや電源ケーブルなど、パンフレットには書かれない、細かな改良点のお話がありました。

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 また、終ってからの話ですが、かなり細かいこだわりネタを色々と出してくださってましたが、仮に2回目をやったとしても今回と同じ規模のセミナーを全く違うネタで出来る!と言うほどまだまだ隠されたこだわりがあるようです。んー、聞いてみたかった。


 ちなみに、最初にノートPCでBDを見る気はないと言いましたが、その理由はやっぱり大画面で見たいから。なのです。特に遠出もしませんし、正直エンタメPCというのは私の中では選択肢の外にあります。が、実際お借りし、使ってるうちに、家の中でBD鑑賞をする際に実は使えるなーと考えてます。というのは基本的にBDはPS3で見てるのですが、部屋のTVは40型。リビングは50型と更に大きいですし、そっちで見たいと思うのは至極当然のこと。今までリビングで見るときはわざわざPS3を移動してました。正直やっぱりこれは面倒です。ただ、type Tであれば、簡単に移動するだけだし……と。そういう意味でも使っているうちにかなり欲しくなってます。


 ところで、やっぱり気になるのは現在の流れであるネットブックにVAIOは乗っからないのか?というところではないでしょうか?そこでもちろん私はその質問をぶつけたわけですが、そもそもネットブックは必要最低限の機能を備えたPCであり、VAIO type Tが考えるコンセプトとは間逆に位置する製品です。

 ということで、氏の回答はと言うと、検討はしているそうです。検討は。ただ、前述の通りコンセプトがそもそも違うと言うことを語っていました。

 やっぱり現在の路線を貫くんでしょうね。確かに、PCがネットブックだけになったらつまらないですもんね。それにAV機能を削ってしまったらVAIOノートという製品の魅力半減ですし。当然と言えば当然です。

■最後に

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 ちなみにこのセミナーでは別室にて歴代type Tがズラーっと並べられたのですが、いやー凄いです。何が凄いって、実は初代505も置いてあったのですが、あれ、今普通に店頭で売られてても全然違和感ありません。もちろん、今はその中身が違うわけですけど、1997年の製品ですよ?なのに違和感を感じないというのはさすがです!痺れます!

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 と、まぁ、色々書いてきたのですが、やはり開発者の生の声を聞けるというのは素晴らしい体験です。普通聞けないですもんね。ただ、理工学部に所属する身としては、ただ、『こうこうこういう機能を搭載しています』というお話よりは『その機能をどうやって実現しているのか』技術的に突っ込んだ話も聞いてみたかったです。是非、次に機会がありましたらご検討頂けると嬉しいですなー。